動画「どこかの1位と2位でクラブ=マジェスティ」
西條高人誕生祭2019でTwitterにアップした動画のフルバージョンです。
1位と2位が出演しているMVとかミニドラマだと思ってください。どこかのゲームのWeb版CMかもしれない。
【MMD】どこかの1位と2位でクラブ=マジェスティ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm37154023
『クラブ=マジェスティ』
Music/Lyrics:nyanyannya(sm25034487)
振付 :芽音(sm28465720)
Mption Trace:yurie(sm31689277)
2位のひとはクラブの支配人役。1位のでかいのは支配人の下で働く、魔界から派遣された魂の取り立て屋役。
動画を作っている最中に、設定とストーリーが降ってきたので、漫画にしました。
ご機嫌で踊っていた2位=支配人がどうなったかという話。
原曲の設定を微妙に取り入れた独自設定です。
劇中劇ということにしてしまえば、原作との解釈違いに悩む必要もないので、とても楽ですね。
そうそう、支配人自ら歌って踊っていたのは、あの人の趣味で(取り立て屋は巻き込まれた)、ダンサーを雇うお金がなかったわけではないようです。
取り立て屋と支配人の話
取り立て屋と支配人の話の補遺(2019-06-02追記)
原曲設定をよく知らないのでか独自設定でいきます。
2位のひとは魔界直轄クラブの雇われ支配人。魂を担保にお金を貸す。
でかいのは魔界から派遣された堕天使。魂の取り立て屋として、支配人の下についている。
支配人はノルマをこなせないと、取り立て屋に自分の魂を取られてしまう。
取り立て屋は支配人に惚れているので、従うし助けるけれど、ずっと一緒に居たいとも思ってて、支配人が仕事で致命的なミスをしたのに気づいても黙ってる。
最終的にノルマをこなせなかった支配人は魔界堕ちして、取り立て屋と一緒にずっと魔界の仕事をすることに。というような設定。
漫画に入らなかった取り立て屋のモノローグ
―このままいけは、支配人は遅かれ早かれ破滅する
―それはいいが、死んでしまうと神の管理下に入って厄介だ
―だから……先に手を打つことにした
―といっても俺はほとんど何もしてないが
―支配人に恨みをもつ人間の耳に少しだけヒントを囁いただけ
―連中なかなか手際がよかった
―店と支配人に目一杯の損失を与えるよう細工していった
―雇えなかったのが惜しいぐらいだ
支配人の魂は取り立て屋に回収された後、リソースに還元されるはずだったんですが(たいての人間の魂はそうなる)、取り立て屋が「リソースに還元するより、魔族として働かせたほうがお得」と頑張って上層部にプレゼンしたので、ああいうことになりました。
支配人には伝えてないけど、実は取り立て屋は、支配人のこさえた負債をまるごと肩代わりして魂も身請けしてます。
「貴方の魂は俺が管理してますからね、俺から逃げると苦しいですよ」ぐらいは言うかも。
これから借金を返さなくちゃいけないんですけど、支配人と一緒なので取り立て屋はしあわせ。支配人は、もう抵抗はあきらめた。